米ディズニーランド、無期限閉鎖
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広く4原則として知られているディズニーランドのコアバリューは、その優先順位に並べられています。Safety(安全)、Courtesy(礼儀正しさ)、Show(ショー)、Efficiency(効率)。ディズニーランドとして外してはならないことを定めたコアバリューを判断基準として、今回の経営判断がなされているとすると、元来の判断基準の実効性と今回の有言実行の意思決定に恐れ入ります。
果たして、自分の組織は従来の理念やバリューに今回のような究極的局面で立ち帰れているだろうか。これを機会に、自問自答してみるのも重要かもしれません。
ちなみに、先ほど当社の組織行動指針に当たる「ブランドコンセプト」を検証してみましが、恐ろしいくらいにどれも現在トップから強く発信されていること、社内で議論していることと合致しており、安心しました。これらを引き続き啓発していかねば。
①「大義名分」リモートワークだからこそ、組織としてチームとして最低限共有すべき方向性、またその共有・リマインド方法を進化させていこう。創業依頼継続している週初の全社集会は危機管理情報の共有、優先順位の即時チューニングに最大の効果を発揮している。
②「品性高潔」オフィス外での勤務によりセキュリティ面が不安定になるからこそ、一人一人の良心とリテラシー向上が必須。IT部門の並々ならぬ尽力のお陰で環境整備がなされていることに改めて感謝。
③「用意周到」限られたテレビ会議を効率的効果的にするための事前準備、(視界をすり合わせる俯瞰図、論点整理など)がより求められる。時間一杯利用せずに可能な限り短時間で終わらせ、エクササイズやトイレ休憩などお互いのWell-beingに貢献する時間も創出したい。
④「信念不抜」職場の外にある様々な刺激や誘惑と自律的に向き合い決めたことをやりきる徹底した自己管理術が求められる。能動的な報告連絡相談をこまめに行い、一緒にいたら気づきサポートし合えた連帯をリモートでも実現できる工夫が必要。
⑤「一致団結」テレビ会議中の表情や背景写真の工夫など、自分が画面を通じて与える影響を自覚・調整するスキルの獲得が急務。リモートワークに対応した会社やブランドへのエンゲージメント、つまりオフィスにいなくともマインドシェアを獲得できる工夫も求められている。仮に無理に開園してもなかなか行く気にはなれないでしょうから、残念ですが、その方針に合理性はあると思います。「景気は気から」、気分の問題とはよく言ったものです。