[ワシントン 30日 ロイター] - ムニューシン米財務長官は30日、新型コロナウイルスの感染拡大により米経済は「困難な四半期」を経験するとの見解を示した。ただ米経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)は健全で、長期的な視野を持つ投資家にとっては米国に投資する絶好の機会になるとも述べた。

ムニューシン長官はFOXビジネスに対し、総額3500億ドルの新型ウイルス感染拡大に対する緊急支援について、中小企業がいつ、どのように申請するのか、この日のうちに詳細を発表するとした上で、支援策が十分でない場合、トランプ政権は議会に一段の支援を可決するよう要請すると表明。「今後数カ月を乗り切るためにあらゆる流動性を供給していく。したがって経済活動が再開すれば景気は大きく持ち直す見込みだ」と語った。

さらに、米国は現時点で引き続き最も魅力的な投資先だとし「長期投資家にとっては米国への投資を継続する絶好の機会だ」と強調した。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)