【瀬戸酒造店】理想論はいらない。プロとして「リアルな地方創生事業」を実践する
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一度廃業した酒蔵を起点に、コンサルティング企業が介入した地域の巻き込み方。「やりがい」「地域のちから」など実態のない言葉ではなく、ロジカルに事業化することで地域の特色を明文化でき、継続的に経済を回せて実利も生むのだと感じました。
>記事より
「正真正銘の地方創生っていうのは、地域の団体が補助金をもらって取組み、補助金が切れたら終わりになるようなものではないと僕は思うんです。
(中略)
開成町は発酵をテーマにした構想をまずつくりました。僕らはいい酒をつくることだけが目的ではないんです。地方創生というキーワードで、これこそが地方創生だよねっていう事業のモデルをこの世につくり上げることなんです」【ヒトと土壌の賜物】
やはりこの手の話は金儲けかと思っていたが、
カネが働いているというよりもヒトが汗をかいているのが伝わってきました。
また開成町は近年では珍しく子育て世代の人口流入が続き、
新しい小学校ができたのがそれを裏付けている。
そして酒造りで重要な水。
豊かな丹沢山水系はすぐ北にある小山町や山北町には大手ソフトドリンクの指定工場があったり、
松田町にはもうすぐ200年を迎える『松みどり』で有名な中澤酒造がある。
人と地の利が生かされた町おこしで経済が循環し、
素晴らしいモデルだと思います。これは凄く泥臭くてリアルな地方創生の難しさを表してる。
だからこそ凄く価値の高い事業だと思いました。
結局何か施策を打ったとしても、一緒に周りの地域の他の商売をしてる人達も巻き込んでいかなければならない。
でもそれは言うほど簡単じゃない。
育成と似てる。
地方創生を例えば地域の方々が願ったとして、どこまで頑張れる?東京のビジネスで戦ってる事業化達くらい血反吐吐いて頑張れる程の力があるのか?
そこのスイッチをどう押すのか。
そこの難易度が高すぎる。
凄い。