東証反落、304円安 感染拡大巡り東京封鎖に警戒感
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日経平均-1.57%、TOPIX-1.64%、マザーズ-1.72%、REIT+1.92%。
金曜の米株の下落で、元々先物からして弱かったが、特に後場からは為替が少し円安に戻っていったことも背景に粘った印象。ただ引け後1時間ほどした16時現在ではダウ先物は再び-50ドルほど、また引けにかけて伸びた反動で日平均先物も-300円ほどになっている。
アジア株は上海-0.9%、香港-1.1%、韓国-0.05%、台湾-0.7%ほどと小幅なマイナス。また欧州市場はプラマイゼロ近傍でのスタートとなっている。
業種別にはプラスは電ガス+1.95%、食料品+1.19%、医薬品+0.82%など6業種でディンフェンシブ。マイナスは空運-7.05%、銀行-4.31%、保険-4.28%などが大きい。
個別ではANA-9.97%、コマツ-6.96%、SMBC-6.29%、MUFG-5.31%、ソフトバンクG-4.99%などが目立つ。今朝も書きましたが、今日の日経平均株価の変動額のうち▼200円は年度末の権利落ち日によるものです。また、先週金曜日の後場終了5分前にテクニカル的な値上りで△400円程度ありましたのでそれの戻り売り、合わせて600円程度の下げ圧を考慮に入れると今日の下げ幅はむしろ確りの仕上がりといった印象です。
先日の安倍総理の記者会見は、過去に類を見ない(経済対策)といったボジョレーヌーボーの宣伝文句みたいな言葉の連発でしたので、今の市場は具体的な好材料待ちなのかもしれません。次の総理会見では具体的なものが出てくるのでしょう、きっと。