原油先物が大幅安、米WTIは一時20ドル割れ
[30日 ロイター] - 原油先物価格は、大幅下落。新型コロナウイルス感染拡大による需要の落ち込みに加え、サウジとロシアの価格戦争による供給過剰が相場を圧迫する中、前週に続き売りが優勢で、北海ブレント先物は一時2002年11月以来の安値となる23.03ドルを付けた。
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サウジは財政均衡に必要な水準は大幅に下回っているものの原油の生産コストは世界でもっと安く、現在の水準でもブレークイーブンを上回るでしょう。
中東といってもそれぞれの国の事情は異なり、オマーンなどは既に格下げとなっていますがこれにより外貨建ての調達コストが上がってしまい更なる財政の逼迫が懸念されます。またオマーン向けに貸出がある金融機関も引当金の積み増しが必要となってしまい悪循環に陥ってしまう可能性があります。
一方で今回の原油価格の低下はコロナに起因するものなのでコロナの収束が見えればリバウンドが早いタイミングで期待できるとも思います。
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/jp.mobile.reuters.com/article/amp/idJPKBN21E0BL%3Fusqp%3Dmq331AQQKAGYAczjnczckpS6R7ABIA%253D%253D
世界のエネルギー関連プロジェクト投資は、総額1.8兆ドルという規模です (IEA、2018年) が、その多くの案件が、20ドルでは、少なくとも一時的には採算割れになると思われます。原油安に伴い、米国エネルギーCDSも跳ね上がっています(CDS上昇= 市場の予想倒産リスク拡大) 。
投融資を行う世界の金融機関にとっては、新型コロナとのダブルパンチになりそうです…
世界のほとんどの石油開発が持続不可能ですね。
1リットル約13円。安いですよね。
ブレント先物は7.1%安の1バレル=23.15ドル
米WTI原油先物は一時、約7%下落、19.92ドル