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洗濯時のマイクロファイバーの発生ばかりに着目されがちですが、日常生活で着ている時のマイクロファイバーの発生量に関する研究は今のところ希少だと思います。

フランス政府は、2025年以降に販売される新品の洗濯機に、マイクロプラスチックを回収するためのフィルター設置を義務付ける方針であるのですが、今回のような研究結果が反映されて、今後は化繊自体が規制されることにもなりかねないですね。

ポリエステルと綿の混合衣類のほうが、ポリエステル100%よりも多くのマイクロファイバーが出る可能性があるというのも興味深いです。混紡はリサイクル性にも課題があるため、真っ先に規制対象となるかもしれません。

しかし、混紡は、それぞれの素材の性能を高めて欠点を補うために行われているので、綿とポリエステルの「吸水性が高く、シワになりにくい」ことに、当然多くのニーズがあります。
このあたりは、やはり技術開発に期待したいところです。例えば、イタリアのフリースを開発したメーカーであるPontetorto(ポンテトルト)社は、フリースが多くのマイクロプラスチックを発生させることを危惧し、社会的責任を果たすために、質感はこれまでと似ているにも関わらず、天然素材を使用し、洗濯してもマイクロプラスチックが出ないフリースを開発しました。

化学繊維着用時と洗濯時のマイクロプラスチックに関する研究が進むと、化繊のあり方そのものに変革が起きるかもしれません。