政府、弾道ミサイルと特定 NSC開催、北朝鮮に抗議
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北朝鮮が発射したのは短距離弾道ミサイルだと特定されましたから、明らかな国連安保理決議違反です。それだけでも、地域の安全保障環境を悪化させる重大な違反行為ですが、新型コロナウイルス感染拡大が続き、各国が危機対応に追われる中での挑発行為は、各国がコロナウイルスとの戦いに集中すべき国内資源を、北朝鮮の脅威に対処するために割かなければならないということです。
現在、世界各国は、協力して新型コロナウイルスに立ち向かおうとしています。中国にように、各国が新型コロナウイルスによって危機に陥ろうとしている状況で、自らが救世主であるかのように振る舞い、国際秩序を変えようとする動きもありますが、それでも、各国の新型コロナウイルス感染拡大を支援していることに間違いはありません。
北朝鮮だけは、国内の新型肺炎感染の状況も明らかにせず、中国に支援物資を依頼するだけで他国とは協力せず、かえって、この状況に乗じて挑発行為を繰り返しています。ミサイル発射が、北朝鮮国内向けのパフォーマンスだとしても、日本や米国などが対応しなければならないことに変わりはありません。
