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中国、財政赤字の増大容認 新型コロナで危機感表明

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  • 笹川平和財団 上席研究員

    新型コロナウイルス感染拡大の影響は、習近平主席に様々なダメージを与えています。米国から新型コロナウイルスの発生源として、さらに、中国指導部の情報隠蔽が感染拡大の原因だと批判され、国際社会の中で孤立する恐怖を味わったでしょう。
    しかし、それ以上に習近平主席のダメージは国内からくる批判によるものだと考えられます。習近平主席は、中国国内でも、情報の隠ぺいが感染拡大の原因であると批判されています。中国共産党にとって、国内に不満がたまるのが最も恐ろしい事態です。
    新型肺炎の蔓延だけでも、中国国内には不満が溜まっているでしょうが、最も不満が溜まるのは経済状況が悪化することです。生活が悪化したと感じれば、国民の不満は溜まるでしょう。
    習近平主席が権力を自分に集中させていたのは、経済構造改革を実行するためです。経済構造改革には痛みを伴います。特に既得権益層には、大きな痛みが生じます。権威主義国家の既得権益層とは、統治者とその関係者です。中国で言えば、共産党高級幹部とその家族、さらには彼らに取り入る者たちで、権力者たちであると言えます。その権力者たちを抑え込むために、習近平主席はより強力な権力を得ようとしているのです。
    習近平主席の経済構造改革には、財政再建も含まれています。一方で、李克強総理が代表する国務院(国家)は、国営企業を背景に、インフラ投資等の経済刺激策をとる傾向にあります。共産党と国家の経済政策が異なるとも言えます。コロナウイルス感染拡大による経済的ダメージをカバーするために「財政政策をさらに積極的にする」のであれば、習近平主席が求める経済政策に逆行します。習近平主席の経済政策が否定されるということは、習近平主席自身の権威が落ちるということでもあります。
    新型コロナウイルス感染拡大の状況は、中国国内のパワーバランスにも影響を与える可能性があるのです。それはまた、今後の中国の経済発展に影響を与えるかも知れません。


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    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    債務の急増が懸念される中国ですが、一般政府と民間を併せた借金はGDPの2.5倍ほどで米国とほぼ同じ。なかでも政府の借金はGDPの半分程度です。日本は両者併せて4倍、政府だけで2.4倍ですから、財政赤字を拡大する余地はあるでしょう。財政赤字の拡大は足元の景気を支えるためにやむを得ないところでしょうが、それが「生産能力の過剰」を抱える国営企業やそれを支える「地方政務の債務膨張」を助長することに繋がれば、それでなくても低下傾向の中国の中長期的な成長力を更に落とすことになりかねません。とはいえ中国経済が足元で回復すれば、世界経済にとっては朗報です。何はともあれ頑張って欲しいです (^.^)/~~~フレ!


  • 元HSBC証券会社社長/ 京都橘大学客員教授/ 実業家 

    リーマンショック時は4兆元でしたが今回はいくらなのでしょうか?興味深いです。


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