株主提案退けたキリンHD、圧勝で得た教訓とは
日経ビジネス
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注目のコメント
成長性が大いにあるヘルスサイエンス事業も、
熾烈化する競合環境に勝ち抜くだけの戦略、戦術、実行力が重要で、
それら全て「誰がやるか」に大きく影響されますね。
ここは数字や客観的な強みから読み解くことは中々難しい。
全社一丸となってマーケティング志向を持つこと、勝ち抜く目的意識を全従業員が持ち、そのカルチャーを形成することが成功を左右するのではないかと思います。私にとっての教訓は、企業側も丁寧なエンゲージメントぶりがのぞましい、ということだ。耳を傾けられるところに誠意もって耳を傾けるべきだ。IFPは紳士的だったが、キリンHDは面接の初めにICレコーダーをテーブルに置いた瞬間から、取締役12人中IFPの独立性・中立性ある候補が二人しかいいなくても、最初から一人でも「許せない」つもりの態度・姿勢が明らだった。人の時間を数回のmtgで全く無駄にし、何度も任命を引け受けないよう巧みに脅そうとすることは、紳士的ではない。本格的な議論を許せない取締役会の特徴だ。
「株主総会での決議を終えて、FPとの対立はいったん幕を引いた形だが、キリンHD側にも多くの教訓が残った。グローバル展開を進めてきた同社の株主のうち、いまや34%を外国人が占める。キリン内部からは「FPへの対応は初めての経験ばかりだった」との声が聞かれる。」
なんらかの教訓が本当に残ったなら、嬉しい。