活発な地域創生は「チャレンジ人口をどう増やすか」にかかっている
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地元は「研究学園都市」で、新しい取り組みをよく見かけます。(小学生のときには、ある日急に「ロボット走行実験レーン」ができていたりして驚きました)
地域の中で新しいことをするのと同じくらい、外から見て「新しいことをしやすそう」と思わせるのが大事なのですね。
書籍「持続可能な地域のつくり方」から連載、最終回は今週木曜日4/23に掲載します。目的や目標を持っているチャレンジ人口を維持する…これは壮大なアクション。
組織においても、2:6:2の法則が示す通り、何もしなければチャレンジする人員構成は2割程度しかいなくなる。
そのために、「個人の思い」と「仲間」という仕組みをどうコーチングし、フィードバックしていくのか?組織論としてみても面白い話でした。
ここでは、地域(組織)の内側の「地熱」をVisionで引っ張り、地域(組織)の外側の貴重な移住者(よそ者)の「外熱」を活用して地熱の不足分を補いつつ、地域(組織)の内側と外側の組合せの場(仲間)を作り込むことによって「化学反応」を起こしながらそれぞれの熱を持続させるための風を起こす。
改めて、その点と点をつなぐための対話やそれぞれの文脈を補うための対話の重要性、その対話を作るための場づくりの必要性は、どんなコミュニティや組織においても変わらないのだと実感します。
また、オランダという国に住んでいると、この辺りは私のような外からの移民という「外熱」を使って、うまくマネジメントしているな~とも感じます。
是非日本でもうまく行政巻き込んでやれる人材が増えて行けると良いですね。要約すると、
地域活性化の3つ目のキーワードは、
住民の人生を豊かにする自己実現・チャレンジの「風」。
その風は「熱=個人の思い」と「仲間」の2つを掛け合わせることで起こる。
つまり、
( 地域内にある地熱 + 地域外から来る外熱 + 地域内外の相互作用による化学反応熱 ) × 対話 = チャレンジの風
ということ。
そして、
対話の質を上げ、自らの足と住民の声から地域の生態系を知り、イシューを定めることが「持続的な風」を生む。