東芝機の買収防衛策可決、旧村上ファンド系はTOB撤回へ
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低稼働資産に着目して(このケースは特にニューフレア株売却代わり金等)自社株買いを迫る形のアプローチは、経営に資本コストを意識させることや株主全体に対するコミットを強めるという意味で意義があったと思いますが、株主共同利益をしっかり訴求しないと株主の指示が集まりきらないということになりました。
TOB撤回後持分が20%を超えない部分は新株を受け取れるので、希薄化の影響は回避可能のようです。したがって十分安い値段で買ったのであれば、ファンド側は損のないディールだったに違いありません。そして経営側が気を緩めれば再びTOBを始める可能性もあるため、ファンドの存在は全ての株主にプラスであるとも言えると思います。ぱっと見の印象論ですが。この話を私なりに要約すると、東芝機械は、この1月に半導体生産に不可欠な製造装置関連会社ニューフレアを東芝に売却し、金額にして200億円強、売却益100億円を計上することになりました。
そのキャッシュを狙って村上ファンドが動いたということです。
彼らは東芝機械の得た売却資金を、株主になって抜こうとしているだけです。
なぜならまともな企業戦略の提案はされてません。
かつてそういったキャッシュリッチですが、成長産業でない中小型の企業を狙うやり方を、彼らは何度か仕掛けてきました。
十年ひと昔と言いますが、未だそんなことやってるんだと、成長しないなぁと思いますね。
幕末に日本に来た西洋人が、日本人には二種類ある、侍のように高潔な者と昼間っから博打に興じ歓声をあげる者がと言っていますが、現在でもそれは変わりがないようです。