KISTが全個体電池用の新素材を開発
コリア・エレクトロニクス
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注目のコメント
>液体電解質と同等レベルのイオン伝導度を有する硫化物系超イオン伝導性材料を開発したという。
>アジロダイト(argyrodite)と呼ばれる硫化結晶構造を活用し、スーパーイオン伝導性が実装されている固体電解質を開発した。
一体その伝導度は幾らかというと10.2mS / cm。
下記記事にも言及がありますが、現在最高のリチウムイオン伝導度を示すLGPSは2.5×10-2 S cm-1です。またナトリウムイオン電池になりますが、3.2×10-2 S cm-1のLGPS置換電解質を大阪府大が発表してます。
(ご参考)室温で世界最高の導電率を示すナトリウムイオン伝導性硫化物固体電解質を開発―リチウムイオン電池を凌駕する次世代型全固体電池の実現に一歩前進―
https://www.osakafu-u.ac.jp/press-release/pr20191121/
つまりKISTが世界最高を更新した訳では有りませんが、硫化物は伝導度もさることながら、界面形成や寿命の問題もあるのでね。