[25日 ロイター] - 米ファストフード大手マクドナルド<MCD.N>は25日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う業務簡素化の一環として、米国の店舗で一部メニューの提供を一時的に取り止めると明らかにした。

新型コロナ問題により、米国のレストランは、閉鎖や宅配・持ち帰りサービスへの特化を迫られており、経営陣の悩みの種となっている。

マクドナルドの米国営業担当者はロイターへの文書で、「厨房での業務簡素化のため、各地フランチャイズ店や地元レストランとの間で、最も人気のあるメニューの提供への特化を協議している。今後数週間、一部メニューの提供を一時的に中止する」と説明した。

マクドナルドは、ウイルス感染拡大の抑制策として英国とアイルランドの全店舗を閉鎖している。