中国本土、入国者の新型コロナ新規感染例減る 国内はゼロ

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• 武貞 秀士

  拓殖大学大学院 客員教授

  ・2020年03月25日

  中国本土での新型コロナウイルスの新規感染者が減少したとの記事。海外からの入国者の感染例が減り、国内感染者は震源地の湖北省を含めてゼロだったという。日本ではその数字を信じることができないとの見解がある。中国の政治体制、秘密主義と隠蔽体質が湖北省からウイルスが拡散した原因だとの指摘がある。ある程度、当たっているけれど、急速に感染者数が減少しているのは中国ならではの徹底した管理体制の結果だろう。QRコードを活用して大量の個人データをもとに通行してよいのかどうかを瞬時に判別する。QRコードを前にして通行人はウソをつけない。感染者を減らすためにヒトの移動を強制的に制限する方法は、この方法しかないのかもしれないと思うのだが。