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シャープ三重工場のマスク量産はなぜ迅速に実現したのか

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  • M&Aイノベーション・コンサルティング代表 博士(法学)

    クリーンルーム!
    微小高精度部品の製造ラインの転用とは素晴らしい。

    稼働率が落ちる製造ラインが増える他のメーカーでもやればよい。慣れない製造だから簡単ではないと思うが。

    確かに150万人の従業員とその家族まで含めれば、総需要は、150万人x4x7枚=4200万枚/週だから、内製が有利。
    取引先まで含めればさらに増える。

    しかし、政府が買い上げては、従業員との取合いにならないか?


  • Chemical Manufacturer Chief Researcher

    検討指示が出たのが2月半ばで、量産開始が3/24とは恐るべきスピードです。リーダーシップもすごいですがそんなスピードで機器を納入・設置できたのが驚異的です。いくら汎用の装置とはいえ、部品の中には長納期のものもあるでしょうし、イチから普通に組み立てて間に合うものでしょうか。そこは組み立てずみの設備を持ってきたのですよね、さすがに。

    ところでクリーン度のお話です。
    クリーン度の定義は色々ありますが、よく使われる米国連邦規格(Fed.Std.209E)においては、『1立方フィート(約30cm四方) あたりに含まれる粒径0.5μm以上の粒子の数』でクラス分けされています。
    より端的に言えば、空気中のゴミの数=クリーン度です。値が小さいほどキレイということで。
    ※μm ミクロンorマイクロメートル、1mmの1/1000

    この分類に従うと、28.3Lほどの空気中に含まれる0.5μm(=0.0005ミリ)以上のサイズの粒子(チリ、ゴミ)が
    10個以下ならクラス10
    100個以下ならクラス100
    1000個以下ならクラス1000
    というクラス分けになります。
    クラス1やら10などというのは半導体露光プロセス、100は無菌手術室のレベルで、自然界には存在しません。(成層圏まで行けばクリーン度100の空気を吸えます)
    一般工業だと
    精密印刷・フィルムコーティングなどが1,000
    マスク製造は一般的にどうか分かりませんが、紙や不織布ロールを扱うラインはどうしてもチリが発生しうるので精々10,000〜100,000でしょう。
    液晶パネル工場は高くても1,000〜10,000以下で管理していると推測されますので、文字通り桁違いにキレイなはずです。マスクなどの衛生用品を作るのには当然適しています。

    ちなみに普段皆さんが仕事をしているオフィスなどは、キレイにしてても1,000,000くらいです。服や紙切れ、ティッシュなど発生源山盛りです。
    喫煙室は10,000,000オーバー。スカウターの故障ではありません。


    しかし、はやしさんが仰るように、終わった後クリーン度を元に戻そうと思ったらかなり大変です。清掃するより内側に一枚壁を貼って、マトリョーシカみたいにクリーンルームを内側に新設するか、あるいはここはもう倉庫にでもして別にクリーンルームを作った方が早いような気がします。


  • 製造業 Marketing Manager

    取材してるのが素晴らしい。
    大体、電話とかで済ませてしまうこの時代にわざわざ三重県まで見にいかれたんですね。

    マスク自体はクリーンルームがあって装置を買ってきちんと据え付けできて、不織布の調達さえルートが見つかればなんとかなるのだろう。それも大変だろうけど。
    液晶パネルだとクラス1000とかだと思うがそこまでのクリーン環境は流石にtoo muchではあるだろう。

    でも、このシャープの心意気には心打たれるものがある。シャープらしい。

    自社に転用する可能性は勿論そうだろう。でも、政府にきちんと納入するんでしょ。たった1ヶ月半でこれを成し遂げてるんだから大したもんでしょう。


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