BASE、出店ショップのオリジナルパッケージ発注を容易に canalとサービス提携
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canalは注目していましたが、BASEとの連携で利用が増えるのは間違いなさそうです。
Googleトレンドによると2012年ごろから「開封の儀」の検索が伸びており、D2Cの流れと共にECでも注目度が増しています。勘定科目では消耗品費の一部になるパッケージ費用を、ブランディングの費用として転換するのは、地味ですが考え方のイノベーションの1つだと感じます。新たなブランドはこれをベースにしていますが、既存のブランドが転換するのはなかなか難しいですが、一部からでも変えていくのはありでしょうね。ロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイが共演した映画「マイインターン」(2015年)では、通販で購入した商品が届いた時の顧客のワクワク感が表現されていました。アン・ハサウェイが演じる女性社長が、お客様がパッケージを開封する時の期待に応えられるように、丁寧に心を込めて梱包することを指示している場面です。
BASE出店者も、オリジナルパッケージで買い物のワクワク感を届けたいと思いながら、コスト面で躊躇していたり、そもそもどこで作ったら良いのか分からないという人もいるでしょう。
単に、ネットショップのシステムを提供するだけでなく、
「BASEに参加したら売り方、ブランドづくり、事業成長のステップまでサポートしてもらえる」
という形になるのでしょうね。Twitterに「D2Cはじめ世界観型ビジネスがたくさん生まれる時代であること、コロナ以降、非接触が浸透する可能性を考えると、「おしゃれパッケージプラットフォーム」は伸びしろありそう。如何にクリエイティブなデザインを、安く入稿しやすくするかが論点。」なんて書いていたら、やはりもう時代を捉えて動いている賢い人たちがいる。
アフターデジタルやOMOの話をしていて思うが、自社がそれに対応することも重要だけど、周辺のプレイヤーがそれに対応しようとすることを捉えて、その分野のプラットフォーマーを取りに行くという考え方はより重要で勝ち筋であると思う。