東証、3営業日ぶり大幅反発 334円高、一時1万7千円回復
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日銀の買い入れにともなう反発もあるかと思います。先週末は過去最大となる2000億円のETF買い入れを実施していて、その後金曜はさらにNYが大きく下げました。
今日も大きな規模の買い入れを実施していても何ら不思議ではありません。日経平均+2.02%、TOPIX+0.68%、マザーズ+0.41%、REIT+13.75%。
週末の海外の状況からは考えにくいプラス。金曜日はアジアが反発していて(米株は下落)日本株は休場だったのはあるかもしれないが、米株は先物サーキットブレーカーでダウ先物も1540時点で-800ドル超(金曜も-4.55%、-900ドル)。週末の人も多かったし、あとは今日も木曜と同じで個別では変な動きが見えて、素直に反発を受け止められない…
なお、アジア株は1540時点で上海-3.2%、香港-4.9%、韓国-5.3%、台湾-3.7%。
ドル円は今日になって円高に転じており、朝111.0円ほどだったのが今は110.1円ほど。
業種別には非鉄+5.04%、保険+3.91%、倉庫運輸+3.67%、医薬品+3.02%などが強く、空運-5.59%、精密-3.72%、小売-2.74%など7業種がマイナス。
個別では資産売却+自社株買いを発表したソフトバンクG+18.61%のストップ高でこれが日経平均を+100円押し上げている(ただ今日はTOPIXもプラスだった)。あとはファナック+8.49%、アドバンテスト+8.38%なども強い。
一方で、マイナスではJフロント-10.59%(木曜+15.9%)、セブン-9.29%(同+9.1%)、三越伊勢丹-9.00%(同+10.4%)、ダイキン-5.50%(同+5.4%)、テルモ-6.12%(+9.5%)など。木曜日に嫌に上昇していた企業が全部反落。日銀のTOPIX買い舐めんなよ、という感じです。海外要因関係なさそうな内需銘柄の割安株を狙うという、今まで一番儲かりそうにない正攻法、王道が嵌りそうな相場と見ます。地銀の株価が狂ったように上がっているし、少なくとも21世紀になってから今まで見たことないような光景です。
内需なら原油安は大歓迎でしょう。ドル円はむしろ円高のほうがいいはず。
もう米国株と円安のおまけみたいな今までの日本株の時代ではなくなるかもね。投資パラダイムの転換が起こりつつあるのかもしれない。