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すでに昨年末に世界銀行からのレポートで、新興国の債務総額はGDPの170%相当の55兆ドルになってると、金融危機以前より脆弱だと警告してました。
その頃に新型コロナのことは考慮にいれてませんから、まさに、、という感じでしょうか。

今回の新型コロナによって、もともとリスクの高かったものがどさくさにまぎれてすべてコロナのせいってことで片づけようとされがちなところは、きちんとその区別をしていきたいところですね。
①資金が流出する→自国通貨安になる→悪いインフレになる→これを止めるために自国通貨売り・ドル買い介入

②マネーマーケットでドルが取れない→自国通貨を売ってドルを取ろうとする→自国通貨安になる→悪いインフレになる→これを止めるために自国通貨売り・ドル買い介入

③危機抑制のための財政出動→債務警戒感高まる→新興国通貨売り→悪いインフレになる→これを止めるために自国通貨売り・ドル買い介入

ドル高の一翼を新興国が担う中で、ドルの実効相場はリーマン直後に匹敵するほど上昇する・・・という構図になっています。
新興国のドル建て債務はリーマン・ショック前の2倍以上に膨らんでいますから、これだけムードが悪くなれば「資金流出規模が2008年のリーマン・ショック時の2倍に達している」というのも頷ける・・・ 資本が流出して通貨安を招けばインフレが庶民の生活を脅かし、自国通貨建てで測った政府と企業のドル債務の負担が重くなる。かといって通貨安を防ぐため金利を上げれば景気が冷える。景気を立て直そうと金利を下げれば通貨安が加速する。資本の急激な逃避は、様々な矛盾を生んで新興国を追い込みます。米国は、先進国の主要5中銀に加え、他の先進国やブラジル、メキシコを含む9中銀にもドル資金を供給する枠組みを整えましたけど、救い切れず追い込まれる新興国が出て来そう。
危機は突然やって来る、だから平時は節度を保って政策余地を蓄えるべし、という過去の教訓を忘れ、2%という錦の御旗を押し立てて極端な量的緩和で資金を世界に流したツケが、いよいよ回って来そうな不気味さを感じないでもないですが、新興国の危機が現実になったら大変です。基軸通貨のドルを持つ米国を先頭に、各国が協調できるといいのだけれど・・・ (@_@。
これ、以前から指摘されていたリスクですよね。
単純に金額ではなくGDP比とかでみるべきでしょうが、それでもリーマン時に比べたら大きいことに変わりありません。
新興国は経済自体は堅調に発展の過程を辿っていてもマーケットが薄いので通貨が暴落する危険性があり、そうすると事業自体は上手くいっていても途上国への投資を進めてきた日本を含む先進国の投資家が損失を被ることになる。また、途上国が国債で国として資金を調達する以外にも政府保証なしで政府系企業(サブソブリン)なども単独でドルを調達しているがこれらの企業がドル建ての返済に苦しむ可能性もある。
アジア通貨危機などが記憶に新しい。
長年、東南アジアを中心とした新興国を専門で見てきた立場としては、景気が良ければもてはやされ、後退すれば懸念、懸念と指摘されるという安易な傾向を再び、三度見ている気がしてなりません。それは極めて簡単なことです。新興国をより個別具体的にみていき、その内側の視点からもっと考察されて欲しいものです。

4年近く前の記事ですが、新興国からの資金リバーサルのリスクに加えて、それだけでは読み切れない各国の強靱性・脆弱性について検証した記事はこちら。無論、数字はアップデートの必要があり、5年近くで改善あるいは悪化した国もあり、政権が変わった国もありますが、本質的な部分には差はないと思います。

連載:徹底検証 新興国経済
【新】新興国経済 転ばぬ先の総点検
https://newspicks.com/news/1564803

今、注目しているのは欧州のラテン語圏と南米の国々です。融資も結構しているはず(BISのデータをちょっとみただけですがおおよそ言えそう)、ということに加えて、ポピュリスト政権で放漫財政の傾向になっている国がある。上記の記事でもその視点からいくつか触れています。当時のレポートから5年。財政規律を失い、中銀が今ひとつの独立性でやってきた国は、黄色信号がより赤に近い黄色に。
大昔から、有事はドル高。
ドル建ての債務が多い新興国は、ドル高になると厳しい。
金利を上げて通貨防衛すれは債券価格が下落する。
何にせよ、逆回転が始まると弱いのが新興国債券です。

僕は基本的に新興国債券は買いませんが、唯一持っていたインド債券も先月損切りました。
原文読みましたが、記事にあるような財政危機の心配ではなく、経常収支赤字埋め合わせつまり対外勘定の心配しているレポですね。

簡単に言うと、この急激な資金流出を受けて新興国は外貨準備を間違いなく取り崩すことになるだろう、そんでもって経常収支赤字をどう埋め合わせるの?手段がないんじゃない?ってこと。

トルコと南アが特にどうすんの?余裕ないでしょう?って感じで指摘されていますね。また、資源価格の下落(大体新興国からの資金流出と資源安はワンセットですね)を受け、チリ(銅)、コロンビア(石油)も脆弱性が指摘されています。
そりゃあ単純に考えると資源価格下落でおんなじ量輸出しても輸出額は伸びないし、それどころか需要の蒸発で輸出「量」も減るでしょう。この状況で資源価格ビジネスに投資しようとしたってそのお金も調達できないでしょう(本当は逆張り投資のチャンスではあっても・・)。どうやって経常赤字をファイナンスするかはほんと頭が痛いところではありますね。
アジア危機と似たようなことにならなければいいけど・・・
今日のアジア新興国からの異常な株価下落の原因の一つかも。そりゃ、日本銀行さまが買いささえる日本株が相対的に元気なはずだ
新興国でドル買いが進んでいるのか…。リーマンショックよりもアジア通貨危機のような危機が起きるかもしれないな…。