独首相が自主隔離、コロナ感染医師と接触 初回検査は陰性
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ドイツは早期から独自の積極的な検査方針を立ててきた国の一つです。例えば、一部の医療機関では、全ての医療従事者に対して連日PCR検査を行なっていることが報告されています。そして、日々の検査が陰性である限り、勤務を続けさせるという考え方です。
検査の偽陰性、すなわち見逃しが十分ありうるものの、偽陰性である以上は症状がなくウィルス量も少ないため、感染していたとしても他者に感染させるリスクは十分低いだろうという考え方をしています。
このような考え方を首相にも適応させるのかは定かではありませんが、検査を繰り返すという方針が伝えられていることからは、あながち遠くない方法を取られるのかもしれません。
ドイツでは、この徹底的な検査の方向性により、死亡率は0.4%と世界的な推計値よりも低い値をとっています。(死亡者数も近隣諸国と比べて低く抑えており、今のところうまくいっていると言えるかもしれません。)これには、上記のような若い働き手世代への積極的な検査方針も影響していると考えられますが、代償として各施設の検査の質がまちまちであることから、一定数の偽陽性(すなわち、本当は感染していないのに検査が陽性となり感染者として扱われていること)の存在も懸念されます。ドイツの例を見ると、検査をしないで医療崩壊を防いでいる、という日本の主張は詭弁であると思う。
また死亡数が日本と近いことから、日本の感染者数も1ー2万人現在いるのであろう。(日本の高齢者率が多い事を考えても1万人はいるだろう)
そのうち捉えられているのが1000人ちょっと。9000人-18000人の感染者が見逃され、そのうちの10-20%の人がクラスターを形成すると考えるとオーバーシュートするのは時間の問題では?