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【解説】なぜJ-REITが史上最大の「乱高下」を繰り返すのか?
2020/3/25
J-REIT(不動産投資信託)の値動きが、ジェットコースターのようにアップダウンする展開になっている。
3月19日。全体的な値動きを示す「東証REIT指数」は、1日で18.5%も暴落し、2003年の指数算出のスタート以来、最大の下げ幅を記録した。
2月20日の2250ポイントから、わずか1カ月で1145ポイントへ、49%減のほぼ半値になってしまったのだ。
「東証REIT指数は600ポイントまで下げる」とレポートで予想したアナリストもいたくらい、マーケットは狼狽した。
ところが、である。3連休明けの23日、24日には、東証REIT指数は一気に28.2%も値を戻して1469ポイントとなった。営業日ベースでいえば、たった1日、2日で急反発したわけだ。
「専門家でも全く読めない相場ということですよ」
市場関係者は、そう指摘する。
果たして今、J-REITは「売り」なのか、それとも「買い」なのか。
「地銀」が引き金を引いた暴落
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この連載について
新型コロナによって不動産業界が大混乱に陥っている。昨年まで膨れ上がっていたバブルに冷水を浴びせかけた格好だ。長期低迷に突入するのか、早期回復の目はあるのか。市場の先行きを展望する。