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中国は、自分が悪者にされないために、トランプ大統領の批判に激しく反論しているのでしょう。中国は、国際社会から批判され、孤立するのを恐れているのです。
しかし、中国政府の情報公開が少なくとも1カ月程度遅れたのは間違いないでしょう。台湾の報道によれば、2020年1月2日、武漢にある海軍工程大学が、『原因不明の肺炎防止、外来者の校内進入の厳格な管理の実施に関する通知』を発出し、実質的に同大学を封鎖していました。
同通知は、「武漢市衛生健康委員会が『原因不明の肺炎の治療状況報告に関する緊急通知』を発出し、国家衛生健康委員会が武漢に専門家を派遣して業務指導に当たらせている」としていることから、2019年末には、中国共産党指導部が、武漢における新型肺炎蔓延の状況を認識していたと考えられます。
中国指導部が、湖北省を封鎖し、新型コロナウイルスによる肺炎患者を専門に受け入れる「火神山医院」が完成し、人民解放軍に引き渡されたのは2月に入ってからです。中国は、同病院を8日間で完成させたとしていますから、建設が始まったのも1月下旬です。
1月2日に海軍工程大学の封鎖を通知した文書が、すでに国家衛生健康委員会が武漢に専門家を派遣しているとしていることから、昨年中に共産党中央は、武漢における肺炎感染拡大の状況が深刻であることを理解していたことになります。
何より、亡くなった李文亮医師は、昨年中から新型肺炎感染の状況が深刻であると発信していました。中国は、李文亮医師の処分は間違っていたと認めましたが、情報発信の遅れは認めないのかも知れません。認めてしまえば、国際社会から、やはり中国の情報統制が原因だと非難されかねないからです。しかし、中国国民は、事実をよく知っているでしょう。
現在では、中国は新型コロナウイルスを抑え込んだとしていますが、中国共産党が最も恐れる中国社会の反応が、それが正しいのかどうかも示していくと考えられます。