モノが多い 部屋が狭い 時間がない でも、捨てられない人の捨てない片づけ
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彼女と知り合ったのは、たしか5年くらい前だっただろうか。共通の知人と食事に行き、そこからあれよあれよと、住友商事のSumallyへの出資話をまとめてきて、自らそのままうちに出向し、うちの成長エンジンとして大車輪の活躍をし続けている米田(こめだ)まりな女史。仙台から東大に進み、その後、住商に入った才女です。
整理収納アドバイザー1級(それで仕事ができるレベルのなかなかガチな資格)を趣味でとったんですよ〜とカジュアルに報告してきたのが1年くらい前だっただろうか。そこで彼女が唱えていた理論がなかなか面白くて、これは本にして出版したほうがいいなと僕は思って、知り合いの伝手を頼り、出版社とうまく繋がったのでした。
まず、そもそも統計として引っ越しのときの荷物量の平均が、特に都内のマンションの収納スペースの平均を超えているんだから、そりゃ荷物は家に入りきらなくてむしろ普通なんですよ、という前段から話ははじまる。
そして在庫回転率の概念のごとく、持ち物を回転率ごとに仕分けして、週1回以上使うものは手に取りやすいところに、月1回はおうちに、年に一度等のものは快適な生活を阻害する要素なので外に出しましょう、と。
出した荷物は売ったり預けたりなわけですが、彼女はそんな自身のロジカルな主張を文章にまとめあげて、書籍『捨てられない人の捨てない片づけ』がいよいよ本日発売になります。
ミニマリストになれないときめいてばかりの、タイトルの通りの捨てられない人だって話に沿って"整理"を進めていけばお部屋はしっかり片付きます。世の中にしまい方をまとめた"収納"本は山程あるけど、"整理"の本って意外にないのですよね。
コロナでなかなか外にも出にくい昨今、せっかくなのでお部屋の片付けでも、いかがでしょうか。ぜひ本を手にとってみてあげてください。三連休にまずは片付けムードを精神的に高めていくのはどうでしょうか。