教えなくても人が勝手に成長する「寺子屋システム」
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最近2週間、中3の生徒たちとZOOMで授業をするようになって、対談の中に出ていること、完全同意。
“ブレイクアウト セッション”という機能を使って、グループによる学び合いをしていると、自分たちでほぼ100%解決できる。
もちろん先生として、僕の方が知識を持っているかもしれないし、出してくれた解答が間違っている時もある。
しかし、ほかの生徒が指摘してすぐに訂正されたり、時には全く想像をしていないものが突然生まれる面白さにも出合える。
今までの教育が正解に向かわせるための道を敷くことに重点が置かれてきているので、「失敗しないこと」を前提しがちであるが、失敗も学びの経験の一つなので、自走する力をつけるために、寺子屋的システムは今こそ必要なものだと思っている。寺子屋システムで生徒同士が教え合い、一緒に成長していくという点に共感します。
私も女性経営者のコミュニティを運営していますが、Aさんが試行錯誤しながら事業を成長させていく。
その成長プロセスを近くで見ているBさん、CさんがAさんに刺激を受け、行動の仕方を真似たり相談したりしながら成長のコツをつかんでいく。
誰かの「成長までのプロセス」を見て、自分事に落とし込むことで自信をもって行動することができます。
寺子屋が成長していくコミュニティとして回るには、生徒が小さな成功体験を積むことができるように、その成功体験を周りの人も「Aさん、うまく行ったな、良かったな」と認識できるように先生が影からサポートしてあげることが大切ですね。一条校で「寺子屋システム」の学校が出来て欲しい。
現在だと、割とイエナプランが近いと思うのだけれど、現在は長野県佐久穂町に1校あるだけだと思う。
https://www.jenaplanschool.ac.jp/
(2017年の段階でのインタビュー記事:https://www.iju-join.jp/feature_cont/file/050/04.html)
私の娘は発達障害を抱えている。
保育園はモンテッソーリ式の「子供の家」に通園していた時は、非常に本人も過ごし易そうだった。
しかしモンテッソーリ式の小学校が殆ど存在しない。
会社社会でも「寺子屋システム」が望ましい点についても非常に同意するが、もう少し子どもの頃から、例えば小学校の段階から採用するような、多様性に富んだ「子どもの学び」の場を行政サービスとして用意して欲しいと思う。