世界のスマホ出荷、1割減も 2020年見通し

コメント

注目のコメント

• Kato Jun

  ユーザベース SPEEDAアナリスト

  ・2020年03月18日

  1割で留まるだろうか。供給と需要に分けて考えたい。
  供給（生産）という観点ではHon Haiの3月頭の稼働率が50%くらいと発表があった。その意味で1か月50％くらいの期間が平均であったと考えると、年間で5%の下げ要因。
  ただそれより需要サイドが気になる。元々5Gモデルを中国や世界でも売り出そうとスマホ・通信各社は今年計画していたと思う。一方で5Gは高いし、そのなかで4Gは成熟化しているから交換サイクルが長期化している（だからここ数年マイナス成長が続いている）。そこにリセッションが来れば、不要不急のものの買い替えはさらに遅くなる。
  あと、欧州・米国などに感染が拡大する中で、中国以外のサプライチェーンが止まる可能性もあろう（電子部品の一番メインの製造がある地域ではないが、それでもリスクはある）。