[東京 17日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比275円09銭安の1万6726円95銭となり、続落した。新型コロナウイルスの感染拡大による景気悪化懸念が一段と強まっている。米連邦準備理事会(FRB)の緊急利下げも歯止めにならず、オーバーナイトの米国株市場で主要3指数が大幅安となった。日本株もこの流れを引き継ぎ、幅広い銘柄で売りが先行している。

前日の米国株市場で、ダウは2997ドル下落し過去最大の下げ幅を記録。S&P総合500種は約12%安となり、2018年12月以来の安値を付けた。