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記事後半で指摘されている地域銀行の「IT組織の実態」については、地域銀行の経営によるガバナンスがシステム運営において発揮されているか、問題意識を持っています。
地方においては、投資運用や金融事務の専門人材と同様に、ITシステム専門人材の採用も困難であり、特に中小の地域銀行ではシステム部長を基幹勘定系システムの提供ベンダーの出向者で対応しているところも散見されます。
出向元システムベンダーの専門性を活用できるというメリットはあるものの、システム更改等の局面では、当該システム部長は当然ながら出向元の提供システムの契約更新を最重要視することになり、利益相反リスクが発生します。
自行プロパーのシステム専門人材を組織として確保するのが困難であるにせよ、外部ベンダー等に任せきりになっていないか、ガバナンスを発揮する仕組み構築は重要であると考えます。