日銀 黒田総裁「影響は今後も当面続くと予想」
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注目のコメント
発言ではリーマンショックほどの想定は…とありますが、あくまで景気への影響の性質の違いを強調したいようですね。ただ、これだけ乱高下マーケットが続くと、各社保有の仕組み債やオプショントリガーが発動してBSがかなり痛んでいるファンドや金融機関が多いと思います。間接的な金融ショックの発生はテールリスクでないかも。
加えて、ETFも12兆円買うというより、原則6兆円規模の文言はマーケットには失望かもですが、個人的にはホッとしてます「リーマンショックの時のような実体経済の落ち込みにはならないと認識している」・・・ (@_@。ウーン
この瞬間を切り取ればリーマンショック時並みに落ち込んでいるように感じないでもないけれど、金融システムがいきなり崩壊して世界の需要が消えてパニック状態に陥ったリーマンショック時とくらべると「それぞれの地域で感染拡大が収束すれば、景気は回復していく」期待が持てるのは納得です。「V字型の回復になるとは言いがたい」というのも良く分かります。だから今こそ、本格的な緩和でショックが均されることを期待したいところだけれど、平時に実力を超える成長を遂げるべく玉を打ち尽くした感なきにしもあらずに見えるのが苦しいところじゃないのかな。「必要な措置を早急に判断する必要がある」というのは万人の認めるところかと思います。どんな措置が出て来るか (・・?日銀総裁なら世界経済がリーマンショック級の落ち込みがあるかも知れないという最悪のシナリオをベースに舵取りを取るべきです。もしそれ程のダメージでなければ「良かったね!」ですし、リーマンショック級になったなら、「想定して対応してて良かった!」となるのです。
日銀総裁が今の段階で楽観的な発言をしているようでは思いやられます。標準偏差2くらいのリスク管理を最低でもすべきです。