ダイエットはAIで効率化できるか。料理の栄養素をすぐ測定(AI×ヘルスケア)【論文】
アイブン
14Picks
コメント
注目のコメント
“韓国にある漢陽大学校のDaeHan Ahnら研究者は、従来の手法よりも低コストで手軽に実施できる食品分析手法を開発するため、機械学習手法を用いて、食品のハイパースペクトル信号から栄養素(タンパク質、炭水化物、脂肪)の推定を試みた。結果、ハイパースペクトル信号と機械学習手法を組み合わせることで、非常に正確に栄養素を推定できることが示唆された。”
食品分析を仕事にしていますが、無機物やピュアな有機物の分析よりも非常に手間がかかります。なので、統計解析、機会学習に持っていく多量のデータを得にくいのが課題です。
各個のデータの細分性はやや落ちても(細かい成分までわからなくとも)、簡便かつ安定性のあるデータから統計的に導きだせることはたくさんあるはずです。
食品などの複雑なマトリックスをもつ有機物においても、アナログとデジタルを繋ぐ接点、すなわ分析技術のイノベーション(とそれに次ぐ標準化)が求められています。