トヨタが静電塗装を初導入、塗料付着率60→95%へ
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注目のコメント
車体の静電塗装って大昔からあるよなーと思い調べてみると、従来の「スプレー式静電塗装」ではなく、初の「エアレス静電塗装」ということみたいですね。
https://www.google.co.jp/amp/s/car.watch.impress.co.jp/docs/news/1240/490/amp.index.html
塗着効率95%はすごいです。脱CO2に向けた本気度が伝わってきます。トヨタのプレスリリース
https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/31587406.html
元々吹き付けるスプレーガン側には静電気を印加させて塗装面側に張り付かせる仕組みは広く採用されてます。
今回の目玉は電気で塗料を微細化させる静電微粒化。
そして静電気の印加を制御する事で空気による吹き付けが不要になった。
コレが実現できると、1番のメリットはエアを使わないので余計な塗装吹きか無くなる。
従来塗装面の端はどうしても余計な吹き付けが発生していましたが(スプレー噴霧面積の一部が塗装面からはみ出る)、エアレスで完全に静電気力だけで塗布するならば、塗装面以外には塗料は行かない。
この制御は大変だと思いますが、画期的です。これ、気になる!
塗装は各社のノウハウが詰まった領域。下地では電着塗料というのが使われて噴霧ではなく浴槽に漬ける。
これは後工程のところだが、静電気でくっつきやすくするというのは確かにと感じる。色むらとかを抑えるために電圧制御などが重要だろう。