「失敗は経験の一つ」元ソニー社長 出井氏が語る、伸びる挑戦者
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>日本がもう一度ジャンプするには、数多くの新規事業に挑むしかないと感じていた出井氏。しかし、日本でベンチャー企業が育ちづらかった根本的な理由は、「リスクマネー(投資しても回収できない可能性のある資金)」の不足だと指摘する。
日本国内には桁外れた大金持ちがほとんどいらっしゃらないのもそうですし、出資された企業の方も、東証に上場した企業で巨額なリターンを戻し、そのリターンを次につなげているという意味で大成功した事例は1社もないと思います。
どちらも鶏と卵のような関係。
でも、良くも悪くも日本は横並びに動き出すので、生保マネーや銀行マネーも兆円単位で動き出したら、本当に日本がハブになるってのはまったく無理な話ではないと、今でも真剣に思ってます。
昨年あたりから大きくダウントレンド風潮ですが、数百億円すったくらいで手を引いてたら、そのトレンドは作れない。
みんな諦めないで欲しい。「誰もが失敗を恐れず挑戦できる場所にする。日本から新規事業に挑む、冒険者たちが集い、育つ村にする」と、元ソニー社長の出井さんは熱い想いを語っている背景には、失敗に対して厳しすぎる風土が根付いているのが原因と考えている。
私も、失敗に対して共有するのは出来てない部分があります。
報告連絡相談が、社会人のルールかもしれませんが、それ以上に「失敗をオープンに話す」ことが必要だと感じました。
失敗は隠すものではなく、共有するもの。それこそが、失敗を恐れずに挑戦するのに大事な要素かもしれません。私も、だめだめな失敗を共有します。。本記事のメッセージを受けて金融業界の状況を鑑みると、日本の金融業界はトライ&エラーのコストが非常に大きく、それが新規事業への挑戦をためらわせる要因になっているように思われます。
例えば、個人金融資産1,900兆円が有効活用されていない一方、自助での老後資金形成の必要性が高まるという状況に対し、個人生活者に資産運用を普及させなければならないという問題意識は業界として高いものの、それに対する効果的な解を提供することができていない状況にあります。
ただ、自前主義が根強い日本においては、新しい金融・資産運用サービスやビジネスをゼロから立ち上げるためのコストが諸外国に比べて高く、それがトライ&エラーの数を増やす際のボトルネックになっているように感じます。
弊社・日本資産運用基盤は、金融・資産運用業界の事業基盤として、金融機関・事業者に事業リソースを提供することにより、このトライ&エラーの数を増やし、新しいサービス・ビジネスの誕生を促進する触媒になることを目指しています。