全国で企業破綻8件、負債32億円=観光関連に新型コロナ影響―帝国データ
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こんなのはまだ序章の序章。
今、無担保無補償となった新たなコロナ対策制度融資や雇用調整助成金の窓口には長蛇の列ができています。
資金繰りは、暫くならこれらの緊急対策で持ちますが、それとて長続きするものではありません。
現段階で破綻している企業で一番多い観光関係にしても、本来はオフシーズンで元々売上が立たない時期の破綻なので、なるべくしてなったといえなくもないのですが、5月の観光シーズンまでこの状況が続くと、ここまで健全経営だった企業でも厳しくなります。
そこからが企業にとって本格的な冬の季節です。
景気循環の波から言ってもオリンピック後のリセッション入りは避けられないと多くの専門家は考えてきましたが、それが半年以上早まり、また谷も深くなる可能性が高い状況だと思います。実はあまり知られていませんが、倒産件数の前年比をみると、既にリーマン後の2008年度末ぐらいの伸びとなっています。
景気後退と消費増税の影響でしょう。
ここにこれからコロナが加わりますから、これから倒産件数の伸びが大変なことになりそうです。何人どこで感染者が出たというニュースより、何社どこが潰れたという情報を知りたい。ぼくはまだ前者には何人インフルエンザや交通事故で死んだかを越える切迫を感じないが、後者は実に恐ろしさを感じる。