フィリップスが挑む。「ヘルステック」という現代のフロンティア
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昨年末に「SmartSleep」という睡眠デバイスを発売したフィリップス。その他のコンシューマー向け製品群も、ソニッケア(電動歯ブラシ)やシェーバーなど、かなり絞り込まれてきているのをご存じでしょうか。
白熱電球に始まり、カセットテープやオーディオビジュアルなどの製品で、世界のエレクトロニクスメーカーとして知られてきたフィリップス。一方のBtoB領域では、20世紀初頭からX線やMRI、呼吸器などの医療機器を展開してきました。
そのtoCとtoBをつなげ、フィリップスが次のイノベーション領域として選んだのが「ヘルスケア」です。その挑戦にかける思いをフィリップス・ジャパン代表取締役社長・堤浩幸氏に聞きました。
ヘルステック企業としてのフィリップス。このテーマは、連載として引き続き追いかける予定です。興味を持たれた方は、ぜひ「フィリップス・ジャパン」のアカウントをフォローして続報をお待ちください。数年前からヘルスケアにフォーカスしているフィリップスの日本法人で就任以降矢継ぎ早に様々な施策を繰り出す堤社長のロングインタビュー。必見です。シスコの時の堤さんと同様、淀みなくお話しされる姿が目に浮かびます。伊那市でのヘルスケアMaaSも先進性がありますが、10年後に確実に市場を取っている事が想起できる取り組みです。
フィリップスのヘルスケアと言えば、モダリティのGE,シーメンス,フィリップスの3強の1角ですが、近年は新規領域として「スリープテック」のイメージが強いです。ヘッドバンド型の製品が出てますが、とにかくベータ版の形でも市場に投入してくるスピード感があります。既存事業のモダリティの技術とも親和性が高そう。
バンドを頭に付けて眠るのが当たり前になる日が来るのか。
https://www.philips.co.jp/a-w/about/news/archive/standard/about/blogs/healthcare/20191115-smartsleep-nasa.html