若者と大人の関係性を探究する 若者を生かす「学び」と「スキル」を考える
コメント
注目のコメント
RMCさんから受けた取材記事です。「若年世代を、組織の中でどう活性化させるか」というお題。
自戒を込めまくって、結局は「意思決定を何回転するか」に尽きると思うのです。本来大企業は「意思決定回数小・安全性高」になりがちで、前者を「大」にできれば最強だと思うので、つまんない自意識をいかに捨てられるか、なんだろうなあと。良記事。
「もやっと」「いけていないなぁ」をそのままで終わらず、やってみてもらう。その支援をする。個性が発揮されることにより、それを支援するマネジメントの役割が出てくる。
自主性が育てば、業務の質も向上する。
「自分のやりたいこと」の中で、仕事の質を学ぶのかもしれない。
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ラグビー日本代表の「ONE TEAM」が流行りましたよね。
→多様な人が力を合わせるのがいいというのが、いまの若者の考え方です。
昔:主人公だけが強くなっていくヒーロー型のストーリーに共感しません。
今:「みんな違っていい」という世界観が当たり前で、主人公以外の登場人物も活躍するストーリーが増えてきているように思います。
登場人物同士の人間関係に目を向ける傾向が強まっています。企業にあてはめていえば、強いリーダーやトップダウンには抵抗感がある。
経済大国になるために、日本の大人たちは個を犠牲にして組織中心に働き、強くなることを目指してきました。その結果として日本は豊かになり、最初からその環境で生まれ育ったからこそ、若者たちは個性や多様性を尊重するなど、これまでとは異なる価値観を自然と持つようになったのだと思います。
僕の言葉でいえば、「無邪気係数」が下がっている。あるいは、「頭でっかちの知識」が増えているといってもいいでしょう。情報リテラシーが高まった「賢い若者」たちの弱点です。
日本人は全般的に意思決定経験が足りていないと思います。例えば、英語には「社会人」という言葉がありません。欧米では生まれたときから社会人であり、1人の自立した人間だと見るからです。フィンランドと日本では、意思決定の数が違います。いまの日本人に必要なのは、意思決定をする機会
若者の「ほうっておけないこと」をアイディアだけで終わらせず、アイディアのその後を一緒に試行錯誤するプロジェクトとして行いました。
私たちも新人・若手時代で最も重要な力として「Try&Learn」を置いています。自分で考えて行動する自律性の重要性がいわれていますが、そこに「自分がいいと思ったことは、不安や葛藤があってもやってみる」というTryのスタンスがセットで育まれる経験学習が重要だと思っています。
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