新着Pick
164Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
「ドリームキラー」(英語ではnaysayerという言葉もある)の話は、「だからイノベーションが生まれない」と簡単な結論になってしまいますが、非常に深い話と思います。特に、オーナー系企業でそういう人がいないと、社長が暴走してM&Aをしまくったり、逆にいても「わかってくれない」と遠ざけたりするケースを散見します。ただ、暗に指摘されているように「ドリームキラー」の前提は「失敗をしないこと」「これまでの道を踏み外さないこと」であるので、挑戦の障害になります。

結局新しいことは必ずいろいろな障害にあうので、自分や社内の「ドリームキラー」を説得できないのなら社外のステークホルダーを巻き込むこともできないでしょう。その意味で社内の「ドリームキラー」は夢を実現するための面倒だけど必要な1次予選のようなものではないでしょうか?
「シゴテツ -仕事の哲人-」、ジャパネットたかたの東大卒2代目社長・髙田旭人さんの第7回(最終回)です。

---
2代目はとかくつらい立場だ。先代が偉大であればなおさらに違いない。父・髙田明の後を継ぎ、2015年、35歳の若さでジャパネットたかたの社長に就任したのが、髙田旭人氏だ。

「東大卒の2代目か」「お手並み拝見」――そんな周囲の視線にさらされながらも、社長就任以来、過去最高売上高を更新中だ。カリスマが去った後も、なぜ成長を続けられているのか。

父が長嶋茂雄氏のような直感型の天才タイプなら、旭人氏は論理的な野村克也氏タイプという。初の自著『ジャパネットの経営 東大卒2代目の僕がカリスマ社長の後を継ぎ大事にしてきたこと』(日経BP)
https://www.amazon.co.jp/dp/4296104918/
の出版を機に、父との関係を振り返りつつ、自身の哲学を語る。(全7回)

■第1回 ジャパネット2代目社長の凄腕、過去最高売上高を更新中
■第2回 社長になるため東大へ。努力を続ける3つのコツ
■第3回 社員が辞める理由、辞めない改善策
■第4回 父が猛反対した企画が大成功、社長のバトンを受ける
■第5回 「働き方改革」数字を使ってロジカルに断行
■第6回 コロナ直撃クルーズ事業、危機的状況で大切なこと
■第7回 ドリームキラーが何と言おうと、夢にチャレンジ
「僕の判断基準はシンプルで、お客様のためになるか、社員のためになるかの2つ。この2つの条件が満たされれば、ドリームキラーが何と言おうと、会社のためになると思ってチャレンジします。
仮にやってみてダメだと思ったら引き返せばいい。誰かの意見に流されないことが大切です。」

大切な考え方ですね。日本は賢いドリームキラーがたくさんいる一方で、一度決まったことは(たとえそれが失敗の方向へ進んでいても)ダラダラと続けてしまう傾向があるように思えます。
なにか大きなことをやろうと思ったら予想外のことが出てくるのは当たり前なので、まず小さくやってみる、ダメだと思ったら引き返す/方向転換する、のアプローチを意識するのが大切だと思いました。
コメントするのが難しいなと一日考えてしまっていました。
長崎市内にスタジアムを作る件について、長崎に以前3年間、大学に赴任した関係で住んでいたので、これがどれほど凄いことなのか、インパクトがわかります。
しかし、自分のやりたいと思うことに対して反対する人を「ドリームキラー」と呼ぶのは若干危うさを感じもしました。これは高田さんについてというよりも、一般論としてです。
反対してくる人、できない理由についての正論をさらっと投げつけてくる人というのはいるでしょうし、それはとても嫌な存在だと思います。ましてや二世であれば、古参の番頭さんのような存在は大変でしょう。
ただし、敵味方の関係でもないようにも思います。考慮すべきリスクを指摘する場合もあり、必ずしも遠ざけてはいけない存在の可能性も否定できません。オーナー企業の場合は特に権力が偏りますので、そのあたりはとても塩梅を考えることが重要そうです。いかに反対者からの信頼を得ていくのか、ということを以前の記事でも語っており、それを踏まえた上での主張だということを見落としてはなりません。また、お母様の存在もその場合重要でした。( https://newspicks.com/news/4710958/body/ )
高田さんはそのこともよく理解した上に立っている前提で、できない理由ではなくどうやったらうまくいくのかを考えることが大事だと述べているようにも思いますが、一般論にするのは大変危険な話でもあるなと思って読みました。
イノベーションが生まれにくい一因に、日本人が、「ドリームキラー」としてとても優秀、かつ大多数を占める、ということがあると思います。

日本にいると、同調同意圧力は強烈ですので、そんな中でイノベーションを起こすには、意識して、多くのイノベーター精神に溢れた人たちを、周りに持つのが欠かせないかと!
価値があると思ったらやる。
善意あるドリームキラーに対して感謝しつつ信念は貫く、という姿勢を支える重い言葉だと思いました。
我が道を行く。連載初期に出てきた旭人さんの座右の銘「自信は努力から」がまさに体現されているストーリーでした。そして気になったので調べてみましたが、始球式の動画がこちら。良い球!!
https://www.youtube.com/watch?v=UVR9rBY3D-Q
長崎のプロジェクト楽しみです。地元なので何か貢献できたらと思います。
この連載について
ビジネスや働き方が多様化し、正解がない時代に、自分を信じて一心に仕事をする人たちがいる。そこにあるのは独自の「哲学」だ。仕事人のヒストリーをたどり、道標となった哲学を浮き彫りにしていく。