【髙田旭人】社員が辞める理由、辞めない改善策
「東大卒の2代目か」「お手並み拝見」――そんな周囲の視線にさらされながらも、社長就任以来、過去最高売上高を更新中だ。カリスマが去った後も、なぜ成長を続けられているのか。
父が長嶋茂雄氏のような直感型の天才タイプなら、旭人氏は論理的な野村克也氏タイプという。初の自著『ジャパネットの経営 東大卒2代目の僕がカリスマ社長の後を継ぎ大事にしてきたこと』(日経BP)の出版を機に、父との関係を振り返りつつ、自身の哲学を語る。(全7回)
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ジャパネットたかたの高田旭人さんの語りは、事業承継という観点だけでなく、対話という観点からも大変興味深い。
創業社長の存在は非常にカリスマ的で大きい。そうではない自分がどのように社内で認められるために頑張ったか、ということについて、苦闘の過程が語られている。
ベテラン社員からは無視され、父とは対立する。そのときにきっと腐ることもあっただろうけれど、自分が周りに認められる仕事をすることが大切なのだと、状況に向き合ってコールセンターの改革に取り組む。
組織の中で正論を振りかざしても前に進まないとき、まずは自分の正論を一度脇において、役に立つことに頑張ってみるというのは、とても対話的だと感じた。
じっくり読ませていただきました。
一族経営の中での事業継承というのは時に物凄く大きな問題を抱えるものですが、それをものともせず成長している同社は大変な努力があったのだなと思います。
昔勤めていた会社にはコールセンターがあり、エンジニアの我々と同じフロアで会話の内容が聞こえたり、時にはコールセンターが受けきれない電話をエンジニアが取るということがありました。
その時感じたのは「向き不向き」私にはあの仕事は絶対に無理だと感じました。
その向き不向きを採用時に見極め、素質として向いている人たちが負担を少なく成長できるスクリプトやフレームワークがあるのは本当に素晴らしい会社なんだと思います。
これから先ますます通販の領域に拍車がかかるかと思いますが益々の成長が期待できるのではないでしょうか
ネット通販との差別化は対応力だと思います。
タイトルはちょっと残念(「リーダになるための必要な挫折」とか?)な気がしますが、これまでの中で最も得心した中身でした。
コールセンターの改革もよかったと思いますが、それを任せたお父さんもすごいし、一番のキーパーソンはお母さんではないでしょうか?多くのスタートアップや承継でこのお母さん役がいない。シリコンバレーにザッカーバーグはたくさんいても、サンドバーグがいないといわれるのと同じです。
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