この連載について
ビジネスや働き方が多様化し、正解がない時代に、自分を信じて一心に仕事をする人たちがいる。そこにあるのは独自の「哲学」だ。仕事人のヒストリーをたどり、道標となった哲学を浮き彫りにしていく。
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新型コロナウイルスの感染拡大防止策に伴う営業自粛、休業要請によって、甚大な打撃を受けている飲食業界。釜揚げうどんチェーン「丸亀製麺」で急成長を遂げてきたトリドールホールディングスの粟田貴也社長もまた、嵐の真っ只中に立つリーダーの一人だ。
吹きすさぶ風を受けながらも、意外なほどに彼の目は輝いていた。危機に際し、一層揺るぎないものになったと語る「仕事の哲学」とは。全7回)
■第1回 コロナ直撃、外食産業が生き残る道
■第2回 「こうなりたい」と強烈にイメージしなさい
■第3回 他の店と同じことをしても生き残れない
■第4回 「繁盛の極意」は2つ
■第5回 “無謀”な挑戦をやり抜いて勝つ
■第6回 人を成長させる、たった1回の「体験」
■第7回 絵空事を思い描くことから、現実が変わり始める
けれども、経営者が語る「はるか先の夢」に共感して、人は集まってきます。少なくとも私は、粟田に初めて会った日に、「世界でトップの外食企業になりたい」と語ってくれた夢に共感してトリドールに入社しました。
当時と比べると、現在の海外事業の売上高はなんと20倍。利益に関しても、連結全体の2割を海外事業が占めるようになりました。
まさに「企業は人なり」で、絵空事を思い描く経営者の下に人が集まり、現実を変えていくのだと信じています。
-----引用-----
例えば1500億円の会社を1600億円にしたいと言ったところで、「じゃ、こけないように無難にいきましょう」となるだけです。 (中略)絵空事を思い描くことから、現実が変わり始める。その奇跡の連続で、私はここまでやってきました。
逆算の発想ですね。