【丸亀製麺 社長】コロナ直撃、外食産業が生き残る道
吹きすさぶ風を受けながらも、意外なほどに彼の目は輝いていた。危機に際し、一層揺るぎないものになったと語る「仕事の哲学」とは。インタビューは4月9日、オンラインツールを駆使して行われた。(全7回)
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ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、弊社は焼き鳥店「とりどーる」からスタートしました。04年から世界的に鳥インフルエンザが流行し、「とりどーる」も当然ながら大きな影響を受けました。そこで、当時は新事業だったセルフ式うどん店「丸亀製麺」に、大幅に戦略転換し、今に至っています。
奇しくも今の状況は、弊社がかつて直面した危機にも似ています。粟田が申し上げるように消費者のマインドチェンジに対して、外食ならではの価値をどうやって提供できるか?が重要です。弊社のミッションは"Finding New Value"ですが、まさにその本領を発揮することが求められている、と感じています。
私は6月に退任予定ですが、トリドールはどのような状況にあっても、飽くなき成長への挑戦を続けていくでしょう!
UberEatsでとれる丸亀製麺の品質は断トツに高い。(1)お湯切りうどん、(2)熱々だし、(3)ネギ・ショウガ・天かす、(4)天ぷらなどのサイドが其々個別に綺麗にパックされ、ほぼ店舗並みのクオリティで食せる。ただ、注文確定から20分程度で配達ができる条件はあるだろう。あと、非常に容器がかさばるので、3人前以上は配達も大変な印象。
欧米はチャイニーズレストランから麺類のTake-Out文化は進んでいることは事実。麺のこしを熱々で食べることを重視する日本人は麺類のテークアウトやデリバリーは近所のソバ屋程度まで。注文確定から20分程度が限界ではないか。
加古川市で始めた讃岐うどん店に、それ程有名なうどん店がないが、骨付き鳥の聖地として讃岐ブランドの有力市「丸亀」を店名に掲げた成果は大きい。「すみや」のうどん、「一流」の天ぷら中華などの逸品を有していたのが丸亀市である。丸亀製麺にはビジネスモデルに留まらず、魅力ある商品開発にも頑張って頂きたい。
(自動車アナリストからうどんアナリストに転身しようか。。)
そういえば、4月29日から香川のうどん店も要請に応じて自粛閉店と聞く。29日までなら最高の打ち立て生うどんのお取り寄せが可能だ。以下にある善通寺「香の香」、この記事を読んで急遽、発注!
http://kanoka.jp/
日清麺職人♫という音楽を思いだしました。
CMソングではありませんが、粟田さんのおっしゃる「手づくり」「できたて」、そして、そこから伝わる「ヒューマニズム」というコンセプトを、ECで実現できれば爆発的な需要を喚起できるかも、ということですね。
同じ日のNewsPicksオリジナル記事に明石さんのクリエイティブな考察がありましたが、粟田さん、明石さんがタッグを組んだら新たなブランディングやデリバリーができ、外食産業の具体的な対応策、いな今までにみたことのない成長策が見つかるかもしれませんね。
来週の更新で、どんな打ち手をご披露いただけるか楽しみです。
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