NY株一時2千ドル超安 過去最大下げ幅、取引停止
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もはやドル円が2桁に突っ込むのは時間の問題という気配になってきました。原因が疫病ゆえ、これまでの経験則が殆ど役に立たないのが余計に不安を煽ります。FEDは利下げカードを剥ぎ取られそうであり、その先のマイナス金利及びQEまでマーケットトークが及びそうです。
これは、コロナウイルス以外にも、色々な要因が複合的に影響しているのだろうなと感じます。
コロナウイルスに関しては、アメリカという国全体で見ると広大で抑えが効かないという見方もありますが(私もそう思ってはいます)、州が強い権限を持っているので州知事が本気で非常事態として対応したら、それなりの対応は出来るはず。
にもかかわらずここまで株価が暴落し、米ドルが弱くなっているのは、強権的外交、強権的政治をやってきたトランプ大統領のやり方が、今の状況では通用しないと内心皆が危惧しているからではないでしょうか?
また、州知事と連携をして…という器用な政治はトランプ大統領の不得意とするところです。
あとは、オバマケアを葬ってしまったことが、想像以上にネガティブに働く可能性がある状況です。アメリカ医療は、トランプ政権になってますます富裕層しかまともな治療を受けられなくなってきていると、友人の(本人は超富裕層)共和党支持者の方が2年くらい前から言っていました。
今になって言っているわけではないので、その意味で、コロナウイルスは、アメリカにとって本当に怖いというのは日本の比でないかもしれないということでしょう。バフェット氏が師と仰いだフィッシャー氏は、「いつ売るべきか」という問いに対し、正しく選び抜いて買った株なら「売るな」と答えている。
フィッシャー氏は、絶対にやってはならない2つのケースもあげている。
①悲観的になって売り急ぐこと
株式市場が著しく低迷するなどといった状況では動揺しがちだ。しかし、長い目で見れば、あわてる理由などない。
②他人のアドバイスに乗って売ること
「このへんで利益を確保しては」といった他人の意見に乗せられて売ることもすすめられない。
よい株は売らないことなのだ。よい企業は長く成長し続ける。株は人間よりも長生きする。本当に有望な成長株と確信したら、できるだけ長く持ち続けることだ。それは、株が値上がりした時に売って手にできる利益よりも、もっと多くの利益をもたらしてくれる。
さて。どうなるか。