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本連載は、私もコンサルティングファーム出身者の端くれとして大変共感できる部分があります。

私自身が大切にしていた(る)のは、
1.クライアントの2倍以上考える、勉強する、調べる(徹底的に自分事化する)
2.クライアントから信頼される卓越分野を持つ(自分の価値を明確にする)
3.クライアントが既に持つ答えや仮説を引き出す(提案を押し付けず傾聴する)
4.できる限り実践知や経験に伴う助言を行う(机上の空論に胸は打たれないと心得る)
5.極力シンプルに可視化し、実行パートナーとして一緒にPDCAを回す(2人3脚で相手の成功にコミットする)

これをやっていくには、かなりの量と質が求められるのですが、その先にあるクライアントから信頼され、求められる立場になると、やめられないやりがいがあります。
元々経営者の父が、バブルの煽りを受けて廃業に追い込まれる姿を見て経営コンサルタントの道を志したので、経営者を支えることは自分のライフワークだと思っています。

経営コンサルタントという職業は、クライアントに必要とされ、求められなければ全く価値のない職業で、経営のフレームワークを持っているとか、地頭が良いとかでは務まりません。

クライアントが求める結果に一緒になって取り組み、その結果へと導くことが求められます。

「虚業」というイメージが強く嫌われやすい職業でもありますが、経営者に求められる本物のコンサルタントも世の中には存在します。

そんなコンサルタントの共通点は、恐らく経営者と同じくらいの覚悟と信念がある人だと思います。

経営者にとって、目指す山(目標)を一緒に戦ってくれる仲間やパートナーになれるかが、とても大事なことだと思っています。
「シゴテツ -仕事の哲人-」、A.T. カーニー日本代表・関灘茂さんの第3回です。アソシエイト時代に「経営コンサルタントとしてのホンモノの基礎能力を持てているのであろうか」と自信が持てず試行錯誤を続ける関灘さんの姿に、励まされる人も多いのではないでしょうか。

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今年1月に米系経営コンサルティング会社A.T. カーニーの日本法人代表に就任した関灘茂氏。神戸大学経営学部卒業後、A.T. カーニーに新卒で入社し、同社史上最年少の32歳でパートナーに、同じく史上最年少の38歳で代表に就任した。新卒入社の日本代表も初めてだ。

エリートコースまっしぐらと思いきや、新人時代は決してできるコンサルタントではなかったという。才能あふれる同僚に囲まれながら、どんな努力や工夫を重ね、頭角を現し日本法人代表まで上り詰めたのか。

阪神・淡路大震災での被災、コンサルタントという職業との出合い、A.T. カーニーで受けた強烈な洗礼のほか、今後の戦略など、関灘氏のこれまでの人生を振り返りつつ、仕事の哲学を探る。(全7回)

■第1回 A.T.カーニー史上最年少代表の凄まじい成長の加速度
■第2回 独自のアウトプットのためのインプットとプロセス
■第3回 経営コンサルタントとして「本物の基礎能力」を磨く
■第4回 「お手並み拝見」ムードから「お主、なかなかやるな」
■第5回 学者・医者・易者・役者・芸者「1人5役」を目指す
■第6回 クライアントやチームと「長く深い関係」を築く
■第7回 日本を変える、世界が変わるために我々が尽くすこと
刺激をいただきながら拝読しています。「自らの直感を信じ、覚悟を持って、弟子入りせよ」に共感します。

私にも投資銀行時代にお会いした尊敬する師匠がいて、今でも定期的にお会いさせていただいています。新卒時代にクライアントへの愛と感動品質を徹底的に叩き込まれました。今でも物事を判断するときに常に意識する私にとっての原理原則です。
自分で選んだわけではないですが、これまで関与してきたプロジェクトの多くが長期プロジェクトになったので、『フルコミットすることってそこまで気合い入れる必要があるんだろうか』と読みながら思いましたが、そこまで先輩プリンシパルが厳しかったってことですかね。

でも、短いプロジェクトを沢山回すのも良いですが、じっくり一つのプロジェクトに関与する方が結果的に多くのことを学べる気がしています。
細切れのプロジェクトより、経営アジェンダにどっぷり浸かる方が、より経営者の悩みを深く理解出来るコンサルタントになるのでは。

「2年半にわたって、ほぼ途切れることなく、特定企業の戦略からオペレーションまで関わり、経営アジェンダの全体感を知り、経営者の経営観に向き合うことができました。」
この連載について
ビジネスや働き方が多様化し、正解がない時代に、自分を信じて一心に仕事をする人たちがいる。そこにあるのは独自の「哲学」だ。仕事人のヒストリーをたどり、道標となった哲学を浮き彫りにしていく。