[ブエノスアイレス 5日 ロイター] - アルゼンチン中央銀行は5日、政策金利を10日付で40%から38%に引き下げると発表した。昨年12月以降で8度目の利下げとなる。

昨年12月10日に発足したフェルナンデス政権は景気浮揚を狙い利下げを進める方針を示してきた。

中銀は利下げについて、インフレ緩和の兆候を踏まえた決定で、債務不履行(デフォルト)回避に不可欠な景気浮揚が狙いと説明した。

ただ、経済の中に一定の前向きなシグナルが見られる一方、「後退局面を脱したことを示す具体的な根拠」はまだないと付け加えた。