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今回の倒産劇において、COVID19の影響は最後の一押しとなった程度で、大半は欧州におけるLCCの乱立による過当競争、およびブレグジットによるポンド安で燃料調達コストが上昇したためです。
すでに2018年ごろから資金ショートに対しての警告が出始めており、いったん2019年1月にヴァージンアトランティック航空など出資者による資金提供を受けている状況でした。さらに今年1月になりそれも底をつき始め、イギリス政府により国内航空路線網の維持を目的として公的支援を受けていました。運航する路線ごとに一定の補助金を受け取る形での支援でしたが、ブリティッシュエアウェイズが「当社が同じ路線を運航するなら補助金はいらない」と批判したり、また二酸化炭素排出量の削減という課題に対して逆行するとして政策の見直しも要求されていました。
そこにCOVID19による旅客需要減が見えてきたこともあり、急遽廃業に向けて動いたということのようです。同社は英国内にあるプロペラ機でしか運航できないようなコミューター路線を多く運航しており、生活の足への影響が懸念されます。

中国などアジアでは航空需要はまだ全体としてはおおむね好調な段階でしたが、欧州では長年の過当競争で疲弊した航空会社が多く、COVID19が欧州で拡大するにつれ、経営体力のない会社から淘汰が進むことになりそうです。