なぜ高校野球は新型コロナ問題の渦中に、無観客で大会を開催できるのか?
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注目のコメント
そもそも、高野連は今回の選抜大会を無観客試合にて実行すると決定していません。
あくまで「無観客試合を前提に準備を進めて」行くとしただけです。
http://www.jhbf.or.jp/topics/detail/367
この点はきちんと記事内でも触れていますが、そちらを確認せず、題名だけで判断されたと思われるコメントも多々ありますね。
さて、上記の事実を押さえた上で、この記事は仮に本大会が無観客にて実行できた場合、それは何故なのか?という疑問を高体連組織、また同じ高野連の地方大会と比較して考察した内容です。
結論として、甲子園での大会が警備会社や阪神園芸というプロフェッショナルに仕事を依頼できる財力と体制を持っているため、高体連や同じ高野連でも地方大会と異なり「教員が生徒の力を借りながら運営する」体制ではないからとしてます。
高野連地方大会に関しては上記イメージがつきますが、高体連は門外漢であること、財務データが手元にない事から「そうなのかなぁ?」という程度です。総体なんてどうなんでしょうか?
ちなみに、前年度決算資料によると高野連の保有資産は17億8900万円で、その内負債は7700万円ほど。
ゴールドマンサックスとかソフトバンクの社債も保有し、1,000万円ほどの評価益が出てる点が個人的には意外でした。
http://www.jhbf.or.jp/summary/ir/pdf/h30_accounts_report.pdf
何はともあれ、まずはこの新型ウイルスの猛威が収まる事を願うばかりです。
球児の夢を叶える事と、感染リスクを極限まで抑える事がきっと両立できるはず。
そのために高野連、そして他のスポーツ組織は今、他の業界の皆さんと同じくぎりぎりのところで最適解を探っています。
もちろん、当該分野の科学者の皆さんからのエビデンスに基づきながら。相撲と同じく放送があるからですよね。
ゲート収入をメインにするものと放送をメインにするものとでは、同じことをしていても別なものです。なので他競技と同列で語るのもまたおかしな話で、判断軸が別にあってもいいと思います。"高校野球がプロフェッショナルを巻き込む資金力と体制を持っているからだ。"
裏返せば資金力を維持するための利権が多大に動いているので、中止にできないと。
野球や学生の為と言いつつ、金の為にしか見えないですけど、本当に開催が日本全体で見た時に最適なんですかね。