日本でシェアビジネスが思ったほど広がらない根本原因
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注目のコメント
内容を読むと概ね正しい指摘に思えますが、中身と反するような煽り系の釣りタイトルはゲスなので本当にやめて欲しいですね。
タクシー業界からの反発で締め出しを食らったというのが事実で、日本でシェアビジネスが広がらないということではないと思います。またUberは世界中の主要都市で参入総攻撃をいたるところでかけたのですが、その際にローカルのタクシー業界や自治体から反発があって入れなかったのは日本だけではなかったと記憶しています。ロンドンのタクシー業界も反発しましたし、デンマークやハンガリーでは行政から反対されました。
田中先生がおっしゃっているように、日本は現状のタクシーが便利なので、ライドシェアは消費者に圧倒的な利便性格差を感じさせられなかったわけで、そんな中で業界の反発を押し除けてまで消費者がライドシェアを欲っすることがなかった、というのが正しい解釈のように思えます。
何度も言いますが、日本でシェアビジネスが伸びなかったのではない、と思います。
現に同じ会社がやったUber Eatsはあれだけ急速に普及できたわけですから。需要さえ当てられれば、日本でもシェアビジネスだって何ビジネスだって広がります。
起業する人が増えない、リスク取る必要がないほど豊かだから、というのも完全同意ですが、やっぱりそれとシェアビジネスが広がらないということとは関係ないですね。タイトルが本当にミスリーディングです。
日本に古くから存在するカーシェアだって立派なシェアビジネスです。あれはオリックスという大企業がやっています。また直近ではトヨタもガリバーも車系のシェアビジネスを始めているわけで、別に個人の起業家がいなくともシェアビジネスは始められます。
田中先生の示唆に富む議論を、こういった誤解を招く記事タイトルで混乱させるのは、コンテンツとしてもったいないなぁと思いました。危機感や渇望感がない中ではなかなかイノベーションが生まれにくい。本稿は、ライドシェアをめぐる状況をケースとしたときの、日本なりのイノベーションについての抽象論と受けました(藤本さんの指摘の通り、タイトルと内容の本質が若干ズレているように感じます)
日本でも、大企業によるイノベーションやアライアンスによるイノベーションは今後まだまだ余地があるのではないでしょうか。IoTや5Gとかは、日本にとって本来的に大きなイノベーションのチャンス。最近でいうと、日本の時価総額トップ企業であるトヨタが「モビリティカンパニーになる」といって大変革をしているのは心底すごいなと感じます。
シェアビジネス云々というよりは、単純に既存サービスの代替になるような価値をわかりやすく顧客に届けられるか。モビリティに限らずシェアビジネスの可能性はまだまだこれからだと思います。本日刊行『WILD RIDE(ワイルドライド)―ウーバーを作りあげた狂犬カラニックの成功と失敗の物語』に関連して、『プレジデントオンライン×東洋館出版社』連携企画のインタビュー記事の第2回目が配信されました。
第2回目は、日本でウーバーが参入当時に支持されなかった理由などについてお話しています。
ウーバーを作りあげた狂犬カラニックの成功と失敗の物語。
お楽しみいただければ幸いです。
尚、タイトルと内容は違うということは本当に申し訳ないと思っています。
本もオンライン記事もタイトルは編集責任マター。
いつも筆者は悩みのタネであるのは他の筆者の方々も同様ではないかと思います。
ただし全ての最終責任は筆者にあると思って発信しています。
本当に申し訳ありません。