「経営者は今こそ行動を。」

2009年のリーマンショック時のウェルチ氏へのインタビュー。偉大な人物でしたね。我々も行動せねばなりません。

”人間はいつでも「自分は最悪の時期に生きている」と思い込むものです。ウィンストン・チャーチル元英首相を例に取りましょう。彼は40年から45年にかけての戦時中にドイツによる爆弾攻撃を避けるため、地下に隠れて英国民を指揮していました。彼がここにいたら何と言うと思いますか。「かなりいい世の中だね」と語るでしょうね。”

”　1997年のある金曜日の夜、香港に滞在していた時のこと。アジア通貨危機が起こり、すべてが狂い出しました。しかし、私は会社の資産を移動させたり、購入したりしました。タイに乗り込んで自動車ローンを買い回ったのです。問題が起きた時、人々がおびえている時、その時こそ経営者が行動を起こすべきです。

　フランクリン・ルーズベルト大統領は大恐慌の際に「我々が恐れなければいけないのは、恐怖そのものだけだ」と述べています。今日の悲観主義は同じことが言えます。身をかがめて隠れていても何もいいことはありません。経営者は陣頭に立って采配を振り、運命を自分で決定づけなければなりません。”