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Costain to offer technical consultancy services for UK CCS project - World Construction Network

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    【要約】
     イギリスの建設エンジニアリング企業であるCostain社が、Pale Blue Dot Energy社との間で、イギリス初のCCS(二酸化炭素の回収・貯留)プロジェクトであるAcorn CCSプロジェクト(以下、ACP)に関して技術コンサルティング契約を締結した。
     ACPはスコットランドの沿岸ガス田から排出される二酸化炭素をローコストで回収・貯留し、また天然ガスから水素を製造する計画。ACPのシステムは、既存のパイプライン設備等を活用して他の地域からも二酸化炭素を収集貯蔵可能なように設計されており、イギリスにおける最初の二酸化炭素貯留ライセンスを当局より認可される予定。ACPは既存の設備を再利用することで、プロジェクト全体で7.5億ポンドのコストを削減することに成功している。ACPの中心地であるSt Fergusガスターミナルは、イギリス国内の天然ガス消費量の35%が通過し、また沖合の二酸化炭素貯留サイトにも近いことから、イギリスのCSS・水素製造のハブ拠点として期待されている。
     今後Costain社は概念設計の他、二酸化炭素の回収・圧縮・貯留設備、改修が必要な既存のパイプライン、海底設備等のエンジニアリング設計に従事する。同社のエネルギー本部長であるPhillips氏は、天然ガスの脱炭素化を実現するためには、大規模かつ費用対効果の高いCCSの実現がカギになると述べた。

    【所感】
    CCS技術はいよいよ実用化のフェーズに入ってきているようです。温室効果ガスの排出量削減が叫ばれる昨今、CCS技術が果たす役割は非常に大きいと思います。地震大国の日本ではなかなか難しいのかもしれませんが、オーストラリアやロシア、アメリカの地盤の安定している地域では、大きな市場が生まれるのではないでしょうか。


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