【検証】楽天が携帯プランを月3000円にできた「4つの仕掛け」

2020/3/4
楽天が4月にスタートする「携帯料金プラン」の全貌が3月3日、明らかになった。
今回の発表イベントは、新型コロナウイルスの影響でネット配信で行われた。楽天の三木谷浩史会長兼社長や楽天モバイルの山田善久社長らが登場し、注目された料金プランの詳細を公開した。
要点をまとめると、当初は300万人に限定する形で、1年目は基本料金が無料2年目以降は基本料金が月額2980円(税込み価格は3278円)とし、都市部の楽天回線内に入れば実質的に使い放題となる。
申し込みは発表日の3月3日に始まり、サービスは4月8日にスタートする。
この携帯プランは、果たして本当に安いのか。
注目の携帯料金プランについて、NewsPicks編集部は発表内容と申し込みサイトを徹底検証。料金プランの「わかりやすさ」に隠された「4つの仕掛け」について解説する。
Index
 ☑️まずは300万人に「単一プラン」
 ☑️座標軸でわかる「楽天の安さ」
 ☑️「4つのからくり」を分析する
 ☑️「楽天カード」と「端末保証」が鍵
 ☑️基地局建設は「前倒し」だが...

まずは300万人に「単一プラン」
今回の楽天モバイルの新料金プランは、「1種類のみ」の単一プランとなった。