【宇野常寛】「良質な発信」が世界を少しずつ豊かにする
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注目のコメント
書くことによって考えを整理できます。自分の頭で考えたことばは、相手に伝わりやすい。魂がそこに宿るからでしょうか。
超速でことばやメッセージが飛び交うインターネット。それを少しスタンスをおいて眺めながら、ゆっくりと物事の本質を見極める。そして発信する。実践していこうと思います。届くかどうかよりも、まずは何かを言いたくて仕方ない衝動があって
常に発信せずにはいられないというのがnewspicksでもしばしばコメントさせていただいている1番の理由です。
しかし衝動で書くものは大概見るに耐えないものとなります。
テレビディレクターだった20代の頃番組ナレーションを書いていたので「耳で聞いてわかりづらい表現」を避けるように矯正されましたが、
バランスとりすぎた文章は大概面白くない上に心に残らないので、もう一度コアな衝動を確認したりして書いています。
いつの間にか専門誌等に文章を書く仕事をいただけるようになり
あまり売れていない本も出したりしましたが、意識してバランスと衝動の間を行ったり来たりしながら推敲を重ねる
みたいな時間をとらないと、やはり見るに耐えないもしくは心に残らない文章になってしまうなと思います。
しかし結局、長い文章書くこと自体が「コスパが悪い」んですよねw。
YouTubeなどで気の利いた人が10分しゃべるだけで100万回とか再生されているのを見ると、トホホという感じです。
でも、視聴率がいいものが心に残るものではないのも事実。
それでテレビ業界を離れて発信する農業人になりましたのでボチボチやっていきます。宇野さんの「遅いインターネット計画」の柱の一つに、「書く」ための講座があります。なぜ今の社会では「書く」ことが重要なのか。発信に携わる仕事をしている身として、自らの仕事の社会的意義を見つめ直す時間になりました。