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羽田新ルートの着陸角度が世界標準の3度に対して、3.5度となっている。たかが0.5度?と思われるかもしれないですが、パイロット目線からすると、17%くらい急角度になっているわけで、その感覚の差はすごく大きく緊張感あるのと、パイロットは常に「同じ手順」を徹底してる中で感覚を一定にしていることもあり、新ルートだけでもワタワタするのに、新角度まであると、苦手意識を持つのは当然。僕もパイロット訓練生ですが、正直、3度から急な着陸は超緊張します。1番怖いのは、大阪八尾空港の4.5度!! 絶壁から落ちるような着陸の気分です!
私はパイロットではないので、3.5°が大したことない、というつもりはありませんが、杉江氏の評論はやや大げさな印象を受けます。
3.5°での着陸は記事にあるように国内外でそれなりに採用されている方式であり、訓練等できちんとフォローしたうえであればなんでもなく安全に運航することが可能です。たとえば、サンディエゴではJALが定期便を飛ばしていますから、毎度のように3.5°で着陸しています。
また、旧香港の難しさは降下の角度ではなく、着陸寸前に滑走路に正対して向きを変えなければならない点にあるので、角度で難しさを比較するのはナンセンスです。

また、今回導入されたRNAV進入とは、ILSではより長く都心部を飛行しないといけないのに対し、GPSを利用することでより自由でかつ騒音被害が少ないと考えられるコースを設定できることから採用されているものであって、米軍への配慮が第一に考えられた進入方式ではありません。
騒音被害の軽減が目的ですから、少しでも飛行機を地面から遠ざけるということで、角度が深く設定されているのです。ロンドンのヒースロー空港でも3.5°の進入方式が実証段階に入っていますし、小型機用のシティ空港では5.5°という深い角度での運用を行っていますが、機種を限定し、パイロットに訓練を課していることもあり角度が深いことによる事故は一切発生していません。

羽田の発着枠を増やすのにどうするべきか、という議論をゼロベースで行い、ようやく編み出されたのが今回のやり方です。今までの常識と比べても仕方ないかなというのが現場の感覚です。ただし、羽田には外国の航空会社も多く就航するので、しっかりと彼らに説明し、必要なら訓練を行ってもらう必要があるかと思います。
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