専門家を軽視し、不安を利用する日本の政治…新型コロナが示したこと
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専門家がダメなのは「俺は専門家だぞ」とマウントする体質にあるんだよ。そして挙句、専門家同士がマウントをとりあい、事態収拾よりてめえの面目ばかり保とうとしているだけ。そんな奴らのいう事を誰が聞くっていうの？
「専門的な知識に敬意が払われなくなり、専門家と政治家、そして市民の間の信頼が崩壊したとき、民主主義や共和制に死が訪れ、衆愚政治が始まる」というニコルズの言葉を引用しているが、一方でオルテガの言葉を思い知るがいい。
「専門家は専門の事しかしらない無知の知者。総合的で複雑な世界がわからない。にも関わらず自分を完全だと思う愚か者」『首相の決断が、〈新型コロナウイルスの拡大を押さえ込むためには一斉休校が有効だ〉というような専門家の提言（もしていない憶測）に（とらわれて、専門家の提言に）基づいてはいなかったという事実』（本文より（）内は加筆）
『春休みまで臨時休校とするよう要請する方針だというニュースが流れた。方針の決定過程を検証した記事によれば、安倍晋三首相は今井尚哉首相補佐官らの提案を受け、菅義偉官房長官にも相談することなく、萩生田光一文科相と文部科学省担当者の反対をも押し切って、これを決めたという。』
『専門的な知識に敬意が払われなくなり、専門家と政治家、そして市民の間の信頼が崩壊したとき、民主主義や共和制に死が訪れ、衆愚政治が始まる、とニコルズは警告する。ステレオタイプの弊害、反ワクチン思想、歴史修正主義など次々と例証を挙げていくニコルズの指摘は、日本の状況にもよく当てはまる。』
以上本文より。
というお陰で、友人は所得を失い、妹は、娘夫婦のために、孫達を引き取りに東京へ行き、僕は、当座預金が赤字にならないように、個人の貯金を下ろして充当するのだった。
桜を含むスキャンダルから逃げる手段も含めて、過去をうやむやにしつつ、法律も書き換えて、専門的な知識を愚弄して、見せかけだけの政治で誤魔化そうとしている。
