トルコ、シリアで軍事作戦を展開中と発表 ロシアとの衝突は望まず
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一昨日から始まったトルコ軍による新たなシリア侵攻作戦は「春の盾作戦」と命名されました。
9年間のシリア内戦で、トルコとシリアの正規軍同士が戦う初めての出来事で、事実上両国は局地的な戦争状態に突入しました。
トルコのF16戦闘機は、シリア空軍のSU24戦闘爆撃機3機を撃墜。
これに対しシリア防空網はトルコの大型ドローン、バイラクタルTB2及びAnka-S3機を撃墜したと発表しました。
今のところトルコはシリア政府の後ろ盾であるロシア軍に対する攻撃は控えていますが、シリア軍に対しては地上軍の砲撃に加え、ドローンによる空爆が続いています。
イランが両国の仲裁に入る意向を示していますが、トルコはシリア北部に新たな安全保障地帯の設置を求めており、仲裁を拒否しています。
最終段階に入るかに見えたシリア内戦ですが、トルコの本格介入によって再び先が見えなくなってきました。